2010年01月05日

美ヶ原温泉街の変遷

美ヶ原温泉街の変遷引っ越して最寄りのバス停が変わったので、家から歩いて行って見た。その名も「美ヶ原温泉」という、温泉の中心地にあるバス停である。

温泉街を歩いて見たら、この何年かゆっくり来なかった間に、

・昔泊まった「圓庄」という旅館が「月の静香」に変わり、
・旅館が大きな老人施設に変わり、
・けっこう好きな店だった「Hobo」が空き家になっていて、閉店したらしく(残念)、
・新しいソバ屋ができ(美味しいというウワサを聞いた)、
・旅館「追分屋旅館」の向かいに、貸切風呂の建物ができ、聞いて見たら日帰りでも3000円で入浴できるそうだ。

すごい貫禄のあったHoboのオバサンはどこに行ったのだろう。「hobo」は、日本語の「ほうぼう歩き回る」とかの「ほうぼう」が英語になった言葉で、「放浪」とかの意味なので、また放浪の旅にでも出たのであろう。

子どもが小さい時によく行った温泉プール施設「ウエルネスうつくし」も老朽化し赤字経営で、なくなるかも、という話がある。その昔は、大人が温泉遊びをするための歓楽施設があったと聞いた。

万葉集の時代からあるという温泉地にも、時代の流れは容赦をしない。

写真は、旅館「芝浦荘」の美しい切妻屋根。


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Posted by 会社ごとIターン族 at 23:35│Comments(2)その他自然・田舎暮らし
この記事へのコメント
私も里山辺の出身ですが、変わりましたよね。
昔の風情がだんだんと消えていくのは忍びないです。
浅間温泉といい、地元が廃れていかないよう、私たちも考えていかなければいけませんね。
Posted by つっちぃつっちぃ at 2010年01月05日 23:53
つっちぃさん
コメントありがとうございます。
11年前に来た時は、銭湯が3軒もあったのに、すべて取り壊されました。
浅間温泉は、大宴会場のある巨大ビルの温泉宿が多くて、取り壊したくてもできないのでしょう。
古いものを残しながら、時代に遅れずに対応して行くのは、頭を使わないといけないのだろうと思います。
Posted by 会社ごとIターン族 at 2010年01月06日 23:08
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