2011年06月15日
中小企業家同友会の大震災後の特別例会

「震災後1社も潰さない! 企業存続のために何をなすべきか?」という題で、大震災後の非常事態に対し、地域経済と雇用を守るためにどうすればよいかを、同友会全国組織の松井事務局長の報告とグループディスカッションで学び合いました。
前半は、岩手・宮城・福島・茨城の企業と現況を見て回った話。TVなどでは知らされない、ナマの現場の声です。
会員企業1007社中全壊が171社もある宮城で、両親・妻・子どもを亡くして一人残った方も含めてみんな復興のため奮闘していること。
商店がなくなったから朝市を10軒オープンし、店舗がないから建築職人たちが集まって一日でオリジナルの工法で建て、エネルギーがないから風力やソーラーで作ったこと。「ないものをみんなの知恵で作る」のは、中小零細企業ならではで、先日の安藤忠雄さんの講演とも相通じる話です。
また、阪神大震災からの復興の時の資料をみんなで見て、過去から学んで乗り越えようとしているそうです。
後半は、経営理念や自社の強みを活かして生き残る企業の成功事例10例の話などでした。例えば、不揃いの卵なので10個100円でしか売れなかったのを、10種類の料理に合う卵にして、料理によって使い分けることで1個100円で売れるようにした徳島の(株)小林ゴールドエッグの「弱みを強みに変える創造性」。
そして、大企業は被災地からも国内からもすぐ外へ出て行ってしまう、出て行かない中小企業が地域経済・日本経済を支えていること。
つぶれる会社の12の特徴と言われたうちの一つ「巣ごもり」にならず、外と時代の変化に目を向けて頑張って行かねばなりません!
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Posted by 会社ごとIターン族 at 00:01│Comments(0)
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